渓流釣り

(父に連れられ山登りを小学校の頃からしていたのですが、)
私が小学校の頃は未だ専門のマタギの人も少なく、沢で釣り人を見かけた記憶はありません。

竿を出せば必ずヒットいてたと思われます。

渓流釣り師を見かけたのは大学時代そこら中の山を登っていたので
ちょくちょく見掛けました。

南アルプス、奥秩父の山小屋で小屋の主人から谷で釣ったので食べてくれと勧められて御馳走に成った事が度々あります。
シーズンオフに登ってたので他に宿泊客が無かった為頂けたのだと思います。

もう30年前頃の話ですが、
渓流釣りを始めたのは社会人に成って、ひょんなことからアユ釣りの仲間からアユ釣りクラブの人を紹介されたことがきっかけでした。
其の人は渓流釣りもする事から、川虫の取り方、仕掛けの作り方等、一から詳しく教わりました。一緒に大峰山周辺の沢可なり歩き回りました。

当時、今流行りの4WDは未だ無く、ノメリ込んでいる人はジープを持ってました。
私は会社のライトバンで走りましたが、道は未整備の林道で、深い轍が出来ており、キッチリその上を走らないと、
タイヤが轍の中に入り燃料タンクの下をドスンドスンと、地面に当たり何時タンクが破れるか心配でした。

タイヤも今のオフロード用のスタッドレスが珍しい時代だったので
ノーマルタイヤをはめ何度もパンクして難渋したのを覚えています。

山道で平らなところが無くタイヤ交換するのが並大抵や無かったですね。
4WDで無いので道が傾いた所では怖くて林道の終点まで辿り着けない。

仕方が無いので車を置き終点まで歩いた事もありました。
苦労して川に辿りつき其処から竿を出して釣り登りましたが、当時は林道の終点に車が止まって居なかったら、大抵何匹か釣れました。

4WD車が普通に成って、尚且つ登山者が増へたので、天然の岩魚、アマゴのそこそこの形を釣るのが無理な時代になりました。
余程危険な竿の出しにくい処しか天然魚は残っていません。

こんな危険な場所では、岩魚なら竿は無くても針と糸と重りだけで釣れます。
源流域の危ない淵で尺岩魚を此れで何匹か釣った事がありました。

当時は今の様に川魚の養殖技術が開発されて無く、良いサイズの岩魚や天の魚を釣ろうと思ったなら、富山の黒部川、奈良の大峰の十津川、三重の大台の宮川、岐阜県や福井県の揖斐川、長良川へテントを持っていくか、山小屋を根城に周辺の沢を釣り歩くしかなかったんです。

今ではお金を払って、放流河川に行けば有る程度は養殖魚なら釣ることができます。でも昔から純天然物を釣ってきた為、入魚料を払ってまで、簡単に車から降りて、直ぐ竿を出して釣れる放流物を釣りに行く気がしません。

純天然川魚を釣る事は、4WD車、登山ブームの為に殆ど不可能なので今は渓流釣りを
殆どしていません。

妥協して金を払い釣りをすれば良いのにとは思えないですね。

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